木のボードゲームに魅せられて

木の新作ボーゲームの開発過程で思いついたことや特許出願などについて気ままにおしゃべりしたい。少しでも参考にしていただいたらうれしな。

立体パズル(数式キューブ)

(3の3乗)+(4の3乗)+(5の3乗)=(6の3乗)の数式をキューブパズルにした1辺がXのユニットキューブからなるポリキューブを組み合わせた1辺が6Xのキューブの構成ピースを使って一辺が3Xと4Xと5X のキューブを組み立てる。
 これを1961年に最初に公表したのがWhieeler であるとブログ(Puzzle of MINE)で植松氏が紹介されている。しかし、8ピースで3Xのキューブはそのままだったそうで、氏自身も2008年に直方体を含まない8ピースを考案されているが、パズルとしては易しいものだそうである。本格的なパズルはこれより前(2000年)に春秋工舎の荻野氏の特許がある。
 これは35種類の6-キューブから直線状の1個だけを外し(5Xで使用できない)、代わりに直線状の3-、4-、5-キューブを追加して数を合わせたもので、特許にふさわしい感動的な発明である。
 そこで、私は6-キューブ以下の大きさで、直線状など直方体を含まない組合せや3D形状を含むよりピースの数の多い組合せに挑戦してみることにした。


1、6(ヘキサ)-キューブ以下の大きさのすべて形状の異なるプレイナー(平面型)ポリキューブに限定。ただし、線形など直方体の形状は除外する。また、数合わせの関係で5-キューブ2個と6-キューブ7個も除外した。
使用ピースは以下の39個である。 3-キューブ  1
 4-キューブ  3
 5-キューブ  9
 6―キューブ 26
 内訳は 3X;4-C 1、5-C 1 6-C 3
     4X;3-C 1、4-C 1 5-C 3、6-C 7
     5X;4-C 1、5-C 5 6-C 16

6x6x6キューブ

   
2、3(トリ)-キューブ以上、6-キューブ以下の大きさの形状の異なるポリキューブに限定。直線状、直方体、3D形状を含む。
 使用ピースは以下の44個である。 3-C  2
 4-C  8
 5-C 26
 6-C  8
内訳は 3X;3-C 2、4-C 1、5-C 1、6-C 2
    4X;4-C 7、5-C 6、6-C 1
    5X;5-C 19、6-C 5


3、6-キューブ以下の大きさのすべて形状の異なるプレイナーポリ(モノ)キューブに限定。線形など直方体の形状も含む。
 使用ピースは以下の42個である。
 1―C  1
 2-C  1
 3-C  2
 4-C  5
 5-C 11
 6-C 22
 内訳は 3X;4-C 1、5-C 1、6-C 3
    4X;3-C 1、4-C 1、5-C 3、6-C 7
   5X;1-C 1、2-C 1、3-C 1、4-C 3、5-C 7、6-C 12