木のボードゲームに魅せられて

木の新作ボーゲームの開発過程で思いついたことや特許出願などについて気ままにおしゃべりしたい。少しでも参考にしていただいたらうれしな。

転がしてもくずれない「組み木ダイスパズル」


 2018年のSOMA NewsにTheo's spotted cubesの一つとして
dice SOMA cubeが紹介されていた。240ある解をユニーク解にする手段である。しかし、7個のSOMAピースではダイスとして転がしたらくずれてしまう。
 そこで、転がしてもくずれないダイスパズルを開発することにした。
   開発に当たっては組み木技法やInterlocking cubeの事例を参考に
ピースのユニット数のユニークさにこだわった。
 新製品[3x3x3キューブダイスパズル]


・Triple 9


・Triple 8 plus 3


・Triple 7 pus 6


・Triple 7 plus 5 (cavity cube)


・Quadruple 6 plus Bar


・Serial 5678 (cavity cube)


新製品[4x4x4キューブダイスパズル]
 4x4x4キューブのダイスパズルは各賽の目が分割されるため、解のヒントとしては面白くなる。
 開発に当たってはCoffinのInterlocking Cube[Convolution]をヒントに、7ピースを8ユニットの8ピースにモデファイすることにした。名称由来の回転ピースは敬意を表して使わないことにしたが、完成するまでに実働でほぼ1か月を要した。同一形状のピースは一つもなく、組立て最終の貫通ピースを内側に移動できたので、スマートな改良新製品になったと自負している。


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