木のボードゲームに魅せられて

木の新作ボーゲームの開発過程で思いついたことや特許出願などについて気ままにおしゃべりしたい。少しでも参考にしていただいたらうれしな。

開発品はどのようにして特許出願するのか(筆者の場合)

 まず、特許庁の特許情報プラットフォーム(J-PlatPad)で「ボードゲーム」や「五目並べ」などの関連用語で過去に同じような特許、実用新案、意匠登録がなかったかどうかを検索します。
 なかった場合は、類似の様式の特許で今回の発明の明細書などを作成するのに参考にしたい数件をコピーしておきます。
 出願を特許事務所や弁理士に依頼すれば特許性の判断や出願手続きも依頼できますが、10万円以上?の費用が必要になります。
 筆者の場合は一人だけの個人企業ですので、各県にある知財支援センターを利用しています。センターには企業OB のアドバイザーがおられますし、インターネット出願の設備も無料で利用できます。今回の出願も各書類の原稿を持参して、アドバイザーに修正していただきながら約2時間で出願できました。
 費用は特許出願料の14,000円と郵便局からの振込手数料だけでした。3年以内に審査請求しないと無効になりますが、商品化が有望であれば、審査料と特許料は個人企業ですので三分の一になります。